カミングアウトとは、自分の性的指向や性自認を他者に伝えることです。しかし、カミングアウトは義務ではありません。するかどうかは本人が決めてよいものです。
多くの人が「言った方が楽になるのでは」と考えます。実際に、信頼できる人に話すことで気持ちが軽くなる場合もあります。しかし、それは安全な環境があってこそ成り立つものです。
家庭、学校、職場など、置かれている環境によっては、カミングアウトによって不利益や孤立につながる可能性もあります。まず大切なのは、自分の安全を守ることです。
また、カミングアウトは一度きりではありません。新しい人間関係が生まれるたびに、伝えるかどうかを判断する場面があります。
「言わない」ことは逃げではありません。自分を守るための大切な選択です。迷ったときは、信頼できる友人や相談窓口に話してみることも選択肢になります。
出典・参考
- GLAAD Media Reference Guide